花岡果樹園で生産しているりんごの一覧です。
◎贈答用品を全国発送する品種です。
『ふじ』はリンゴの王様と言える品種です。
味も香りもよく、適度な歯ごたえを持ち、甘みと酸味のバランスもとても良く、現時点ではこの品種に勝てる物はないのでは?
そのため、各地でふじに勝てる品種を日々研究しています。
『ふじ』は『デリシャス』の花粉で『国光』に受粉させて出来た種より、選抜した品種です。
名前は開発をした場所が、青森県南津軽郡藤崎町であったので、『ふじ』と命名されました。
ゴールデンデリシャスに千秋を交配させた長野県生まれの品種です。
名前は当時の長野県知事であった田中康夫氏により付けられました。イタリア語で甘い(dolce)という意味です。
シナノゴールドと同じ親から生まれていますが、果皮の色は赤色です。
シナノゴールドよりも濃厚な味わいと軽い酸味、さらに、香りも良く、美味しいです。
収穫時期は9月中下旬になります。
秋映は長野県で交配した、今売出し中のりんご三兄弟の一つです。
『つがる』と『千秋』を交配させた品種です。色味が赤黒いのが特徴的です。
甘みが強く、酸味がやや控えめです。また、果汁も多い品種となっています。
早い時期からふじの様な味わいを楽しみたい方におススメです。
10月初旬より収穫します。
シナノゴールドは長野県で交配した、今売出し中のりんご三兄弟の一つです。
『ゴールデンデリシャス』と『千秋』を交配させた品種で、黄色い実がなります。
甘みも強いですが、若干の酸味が効いていて、爽やかな風味となっています。
10月中旬より収穫します。
◎一部、全国発送する品種です。
シナノリップはシナノレッドを花粉親に千秋を種子親にもつ、早生種のりんごです。
2018年に品種された新しい品種です。
収穫が8月中下旬です。
甘さが控えめで酸味が心地よい、爽やかな味わいとなっています。
当園は標高750mで生産しているので、鮮やかな赤い色が着きます。
保存期間が短いのが玉に傷で見つけ次第、早めにご購入ください。
また、保存期間の短さから、ほとんどJA出荷となります。
ほしい方は、ブログ等で見次第、すぐにご連絡いただければ、販売します。
≪育成メモ≫
2022年より育成
2023年に初収穫・販売
トキは王林とふじを交配させた品種です。
青森県五所川原市の土岐さんが交配したので、トキと名付けられました。
黄皮のりんごで、王林の香り高い性質と、ふじのシャッキとした食感を併せ持った品種で、9月末から10月上旬に取れる品種の中では、一味違う、品種となっています。
収穫は9月下旬です。
紅玉は明治期の日本にやってきた原種のひとつです。
元の名前はジョナサンと言い、アメリカ産まれの品種です。
色の赤みと酸味が強いのが特徴です。
生食よりもお菓子やジャムなどに加工して食されることの多いリンゴです。
10月初旬から初旬に収穫します。
◎直売所やイベントにて販売する品種です。全国発送はしません。
1988年に登録された、比較的新しい品種です。早生品種で、つがるよりも早く収穫できます。
植えた当初より、お盆飾りに自家用の為に作りましたが、時たま、直売所に持って行くかもしれません。
種子親はニュージーランドで産まれた品種のガラで、花粉親があかねです。
適度な酸味があり、桃の様な風味があります。
シナノスイートは長野県で交配した、今売り出し中のりんごさん兄弟の一つです。
『つがる』と『ふじ』を交配させた品種です。色味は一般に言われるりんごらしい物になります。
酸味が少なく、甘みを感じやすいく、癖が少ない食べやすいりんごです。
店頭では、あっという間になくなる人気品種です。
10月中旬に収穫します。
≪おしらせ≫
シナノスイートは木を伐採した為、直売所のみの少々販売になっています。
王林は古くから作られている品種で、受粉に使われるため、多くの農家で少量ですが生産され続けている品種です。
福島産まれの品種で、ゴールデンデリシャスと印度を掛け合わせたりんごだと言われています。
見た目は悪いのですが、香りと味、特に甘味は格別で、お菓子のようなりんごです。
また、保存性もよく、来春まで持ちます。
11月初旬より収穫します。
◎試しに生産している品種です。販売はイベントになります。
シナノレッド(品種名)の実生。
青森県の原田種苗により育成された品種。
2012年出願。2013年公示。2016年品種登録。
果皮は黄色。甘みはそれほど強くなく、爽やかな酸味があるりんご。
収穫時期は8月初旬。開花後90日程度と思われる。
旧盆のお供えなどに適していると考える。
≪育成メモ≫
2017年より試験導入。
2019年に初めて結実。
2020年に収穫。試食。
2022年にイベントで初売り
ブラムリーと呼ばれている品種です。
イギリス原産で Bramley’s Seedlingと英語では表記します。直訳するとブラムリーさんの実生となります。
調理用のりんごになります。生食だと酸っぱさが強調されますが、加熱すると美味しくなります。ジャムやソースもいいですし、パイやケーキ、クランブルにしても美味しいです。
ブラムリーは生まれてから200年も経ちますが、今もなお、イギリスで愛されている品種です。
最近では小布施町で沢山生産されています。また、シードル(発泡性りんご酒)の原料にもなっています。
収穫期は8月末から9月初め。
加工業者への販売が中心ですが、残った分をイベントや直売所で販売する予定です。
≪育成メモ≫
2020年より試験導入。
2022年に初収穫
2023年より販売
エターズゴールドとふじを掛け合わせたりんごです。
最大の特徴は実の色も赤い事です。
アントシアニンを多く含み、大玉で甘みが強いりんごができるようです。また、加工した際に面白い物が出来るのではと期待されています。
2014年秋より販売開始したので、直後に1本試し買いしました。
2016年春には追加で植えました。
2019年、年間計画で育成を中止しました。
≪おしらせ≫
ルビースイートは少量のみ直売所で販売します。
長野県中野市の吉家一雄氏により育成されたりんごです。
紅玉とピンクパール(アメリカの品種・黄皮赤肉)の交配種です。
赤皮赤肉で10月下旬に収穫できます。
吉家さんの交配したりんごの片親になっている品種で、なかののきらめき同様、育成が中野市限定でしたが、2019年秋より、育成範囲が広がりました。
2020年より試験導入。
長野県中野市の吉家一雄氏により育成されたりんごです。
いろどりとふじを交配した品種です。いろどりも吉家さんオリジナル品種です。
赤皮赤肉のりんごで10月中下旬に収穫になります。
2018年より試験導入
2021年に初収穫
2022年にイベントにて初販売
長野県中野市の吉家一雄氏により育成されたりんごです。
いろどりとふじを交配した品種です。いろどりも吉家さんオリジナル品種です。
黄皮赤肉のりんごで11月上中旬に収穫になります。
熟すと、黄色い皮と中の赤い色で、オレンジ色に見えてキレイです。また、ミツが入る事もあります。
2018年より試験導入
2021年初収穫
長野県中野市の吉家一雄氏により育成されたりんごです。
いろどりとふじを交配した品種です。いろどりも吉家さんオリジナル品種です。
赤皮赤肉のりんごで11月上中旬に収穫になります。小玉の方が赤く色が入りやすいです。ミツが入る事もあります。
2018年より試験導入
2021年初収穫
2022年イベントで販売
種子親は紅玉ですが、花粉親は品種名の無い赤肉りんごの花粉のようです。
味は紅玉の様に酸味が強いです。加工に適しています。
収穫は11月上旬
弘前大学で品種改良した果肉の赤いりんごです。
2017年より試験導入
2020年初収穫。試食。
読みは「とうさいか」です。
長野県中野市の吉家一雄氏により育成されたりんごです。
赤皮赤肉で、ふじと同じ時期に収穫できる品種です。酸味が強いです。
ミツも入るのも特徴的です。
2019年より試験導入
長野県中野市の吉家一雄氏により育成されたりんごです。
なかののきらめきの兄弟になる品種です。その為、親の品種はいろどりと王林となります。
皮は緑が強く、熟してくると果肉の色と相まって、黄緑になって来ます。果肉は桃色から赤色です。11月中旬から下旬に収穫できます。
酸味が強く、主に加工用とされています。
2022年より試験導入。
オーストラリア原産の加工用りんご。
「ふじ」と同じ頃に収穫できる、酸味の強いです。煮崩れし難いので、クッキングアップルとして利用されます。
皮の色は黄緑。
2023年より試験導入。
長野県中野市の吉家一雄氏により育成されたりんごです。
いろどりと王林を掛け合わせた品種です。
黄皮赤肉で、熟すと、皮がオレンジ色になるので、中が赤い事が解り易いです。11月上旬から中旬に収穫できます。
2019年秋より中野市以外でも植え付けが出来るようになりました。
2020年より試験導入。
2021年に初収穫。
長野県で品種改良された品種です。登録前までの名前はリンゴ長果34でした。
紅玉とピンクパールの交雑種であるJPP-35をシナノスイートに交配させた品種です。
赤皮赤肉で、11月上中旬に収穫できます。
斑点障害や裂果が生じるために見た目が悪くなる可能性があります。また、酸味も強いので加工向きかと思われます。
2022年に試験導入
受粉樹として導入される品種です。イギリス原産です。
りんごは同じ品種同士では子孫を残せません。メイポールは今出回っている品種と遺伝情報が異なるので、受粉させやすいため、導入されています。
ちなみに、赤皮赤肉のりんごで、酸味が強いです。大きさは小玉です。9月中旬には収穫できます。
2020年より受粉樹として導入。