今日でお盆が終わりですね。
迎え火の煙に乗り、ご先祖様もあちら側に帰宅したのでしょうか。
もうこの時期となれな、長野の子どもたちの休みはあと少しです。
今年は天候が悪く、夏らしさが少し乏しい年でした。
この様な天候が続くと、お米の育成が心配されますが、なんとか持ち直して欲しいです。
昨日、8月15日には『榊祭り』がありました。
中山道望月宿では、毎年この日にこの祭礼が執り行われています。
右写真の稲荷様よりも山上にある榊神社の祠から、かがり火を持った若者たちが稲荷神社下にある望月橋まで駆け抜け、橋よりかがり火を落とします。
その後、獅子舞やちょっと不思議な神輿を上写真の大伴神社に奉納する祭りです。
日が落ち始めた6時過ぎから祭りが始まり、終わるのは23時過ぎまで祭りは続きます。
火を激しく揺らす姿や、神輿を激しく揺するさまは、どことなく力を湧き立てる様な気持ちにしてくれます。
ハレやケガレという言葉があるように、まさに『ハレ』をそのまま表した様な祭りでした。
また、この祭りで不思議なのは、神輿ではないでしょうか?
左写真では、ちょっとわかり辛いかもしれませんが、ナラの木を二本立てた形の神輿です。
この神輿が4つ出てきます。
それぞれの地区ごと出ているようです。
この神輿が望月橋の辻や街道沿いの各場所で激しく揺すり、2本の木が地面につくのではというほど揺すります。
枯れたエネルギーを揺らすことで回復するみたいな意味があるのでしょうか?
そんなことをしながら大伴神社に向かうのです。
私は、大伴神社に向かう前に帰宅しましたが、これが深夜まで続くのですから、氏子の皆様には頭がさがる思いです。
久しぶりに良い祭りが見れたと思います。オススメです。
毎年、8月15日に佐久市望月にて開催されます。駐車場も望月高校などに設けられると思いますので、よかったら参加してみてください。
また、いろいろな事を調べて、信州散策でまとめたいと思います。