7月の第2土曜日は毎年恒例の祇園祭りです。
今年は7月9日に開催されました。
祇園祭りは雨がよく降るのですが、今年に至っては朝から雨。神輿が地区を練り歩く時間の少し前にやっと止みました。
祢津の祇園祭りでは2つの地区・東町と西宮がそれぞれ持つ神輿をぶつけ合う、喧嘩神輿が行われます。
東町と西宮は隣り合ってる事もあり、よく張り合う歴史が続いています。
先日書いた歌舞伎舞台も西宮が作れば東町も作り、西宮が領主に神輿を貰えば、東町は自分たちで作ると言う風に張り合います。
上の写真は神輿と八坂社です。左が東町。右が西宮です。
夕方になると神輿はそれぞれの地区内を練り歩きます。そして、日が暮れ、夜の9時前になると、両地区の神輿は地区の境である火の見櫓周辺に集まり、激突するのです。
毎年、ぶつけてはダメだよ、と地区の役員に釘を刺されるのですが、始まればコントロールは直ぐに不能になり、今年も激しくぶつかり合い、東町の神輿が破損。
西宮は意気揚々と凱旋していきました。
私は消防団員として、観客のガードをしていたので、衝突時の写真はありませんが、大きな事故は無かったようです。
来年、喧嘩神輿を見たい時は、夜の8時半に東町と西町の境にある火の見櫓周辺に集まってください。
衝突が激しく、危険な事がありますので、それだけは十分に承知してきてください。